主任講師あいさつ
“職業を通じた精神的な独立”を目指す
「福祉の資格の学校 キャリアアップ」が名古屋に開校してもう7年が過ぎました。
無借金経営で、安定した学校を運営することができたのは、受講生の皆様をはじめとし、介護関連会社をはじめとするさまざまな企業様の深いご理解とご協力のおかげであり、深く御礼を申し上げます。
さて、介護保険制度施行も7年が経ち、介護保険の認知が徐々になされてきたことはいいことなのでしょうが、肝心の中身に対する認知度は、制度施行当初に想定されたほどではありません。
介護を必要とする生活になったものの、何をどうしたらよいのかが判らない、ようやく誰かの支援を受け、在宅なのか、それとも施設なのかという選択肢を説明されても、もうひとつ、安心できない要素を感じてしまう。国民の義務をきちんと果たして、いざ権利を主張する時期になるとお粗末な制度内容。こんな状態が続くのならば、この国の国民であることを誇れないようになるだけではなく、少子化もますます深刻化していくことでしょう。
一方、国民の期待の声に応えていないことに関して、国家政府・地方行政だけの責任ではなく、国民自身がその責務を怠っている面も指摘されるべきです。国民に主権があっても、その権利を行使しないのならば、政府に文句をいうのも筋が違うのではないでしょうか。誰かにつくってもらう介護保険制度ではなく、国民がつくる介護保険制度であるべきだと考えます。
まだまだ本当の意味で、価値のある介護保険制度とはいえないなか、福祉の資格の学校キャリアアップの修了生は、日々、努力・活躍しております。
さまざまな就職先のなか、社会福祉協議会・訪問介護会社・病院は当然のこと、不動産会社・食品開発会社・銀行・衣料メーカーなど、福祉とは直接関係がなさそうに考えられている企業での活躍も頼もしいかぎりです。
また、修了生の皆様におかれましては、サラリーマンであれ、契約社員であれ、自営業者であれ、自由な発想で、責任をきちんと果たし、自らはプロだと誇れる充実した毎日を過ごしていただきたい。そして、プロとして精神的な独立をして欲しいと思います。
私たち講師陣は自らの経験をもとに、知識と知恵を伝えてきました。これからもさらに努力精進してまいります。
主任講師:小津基範
